《i-ライン》の広告イメージ 1956年 ©Design Museum Finland,
Photo: Pietinen
Photo: Anton Sucksdorff
フィンランドを代表するライフスタイルブランド、イッタラ。
ヘルシンキの北約120キロにあるガラス工場から出発した同ブランドは、アルヴァ・アアルトやカイ・フランクら、デザイン史をけん引した建築家やデザイナーとともに歩んできました。
美しさと機能性をすべての人へ提供するという思想のもと送り出されたプロダクトは、今なお世界中で愛され続けています。
本展は、イッタラ創立140年を記念しフィンランド・デザイン・ミュージアムが開催した展覧会を再構成し、日本との関係に焦点を当てた章を加えたものです。
ガラスを中心に、陶磁器、映像等をあわせた約450点を通して、イッタラの技術と哲学、デザインの美学に迫ります。
またショップでは、展覧会限定アイテム「アアルト ベース」など、多彩なイッタラグッズをご用意しています。
あわせてお楽しみください。
《i-ライン》コレクション ティモ・サルパネヴァ 1956年
©Design Museum Finland,
Photo: Rauno Träskelin
世代を超えて世界中の人々を魅了するタイムレスなイッタラのデザイン。
本展は、ひとつのブランドとしての存在にとどまらず、近代社会の発展をも反映しつつ、フィンランドデザインの象徴となったイッタラの歩みにアプローチします。
Photo: Anton Sucksdorff
フィンランドデザインを代表するブランドとして度々紹介されるイッタラのプロダクトですが、全国の美術館を巡る大規模な展覧会は初開催となります。
約12,000点に及ぶ世界最大のイッタラコレクションを誇るフィンランド・デザイン・ミュージアムと、イッタラのアーカイヴから貴重な作品を選りすぐって展示します。
イッタラの色ガラスのサンプル 2020年 ©Design Museum Finland,
Photo: Johnny Korkman
イッタラを代表するデザイナーのカイ・フランクは日本文化に影響を受けたことでも知られ、イッタラと日本は浅からぬ関係性を築いています。
21世紀に入り、一層グローバルなデザインの広がりを求められるなか、イッタラは国際的なデザインブランドとして複数の日本人デザイナーや建築家とのコラボレーションを実現しています。
ミナペルホネンの皆川明氏や隈研吾氏の撮り下ろしのインタビュー映像で、イッタラと世界的な日本人デザイナーらの仕事に迫ります。
アアルト ベースの制作風景
©Iittala
◆ギャラリートーク
【日時】 7月29日(土)、8月12日(土) 各日14:30~
【会場】 企画展示室
【定員】 各回先着20名 *当日受付
【料金】 無料 *要本展観覧券
【開館時間】 10:00~20:00 *最終入場は19:30
【休館日】 7月10日(月)・24日(月)、8月28日(月)
【観覧料】 一般1,300(1,100)円、大学生・70歳以上1,100(900)円、高校生以下無料
*( )内は15名以上の団体料金
*会期中、本展観覧券でコレクション展にも入場できます。
問合せ先:長崎県美術館 TEL 095-833-2110
詳細は・・長崎県美術館Webサイトへ
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*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*複写・転写を禁じます。