今年で生誕130年を迎える、中津市ゆかりの版画家：武田由平（1892-1989）を取り上げた企画展です。

武田由平は、岐阜県高山市に生まれ、1929（昭和4）年に図画教員として中津に転任した頃から、本格的に木版画制作に取り組み、地方にありながら創作版画の中心作家として活躍しました。

本展では、晩年まで精力的に発表し続けた木版画を中心に、制作過程を物語る下絵や版木、道具類など約50点を展示し、会期中には、関連イベントとして、ギャラリートークとワークショップを開催します。