野津原地区は肥後領で、加藤清正公(細川公)が参勤交代の際に使う宿場町として大いに栄えました。
清正公祭りは、加藤清正公の命日にちなみ供養する祭礼で、神輿と山車が、野津原のまちを巡行します。
山車には大山車と呼ばれる大型で舞台付きの山車があるのが特徴です。
祭り当日は、野津原の3地区(恵良、本町、新町)の町内に提灯が灯され、露店も立ち並び多くの人でにぎわいます。
神輿は町内約200軒に立ち寄るため、10:00に出立し、23:30に神社参道に入ります。
巡行の途中には七瀬川に神輿を入れる場面もあり、勇壮な巡行は見所です。
大山車の巡行は夕方から行われ、舞台では小学生が太鼓を、中学生が三味線を演奏し、巡行に華を添えます。
また、夜間には、大山車上で芝居などの芸能が上演され、神輿が野津原神社に戻る途中、大山車の舞台上に乗ろうとして、祭りを大いに盛り上げます。
片鎌槍などの多くのエピソードで知られる武勇の名将「清正公」を偲び多くの人たちが訪れます。
問合せ先:清正公祭り実行委員会 責任者本町区長(斉藤) TEL 090-7985-0878
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*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*各地のお祭りには、現代に引き継がれている伝統的な神事や儀式として執り行われているものが数多くあります。現地の係員の指示に従って、マナーを守って見学してください。
*複写・転写を禁じます。