萩原天神社は文亀3年(1503)に堤氏によって創建されたと伝えられており、慶長元年(1596)の慶長豊後地震と津波による被災の後、現在地に遷したと考えられています。
萩原天神社の夏季祭礼行事は、宝暦3年(1753)に府内藩へ開始の届出が出され、今年で272年目を迎えます。
当時より各町内が趣向を凝らした造物(人形)を製作し、町の各所や神社境内に展示をしていた事が「府内藩記録」に記されています。
また、令和6年2月には人形を用いた祭礼行事が大分市無形民俗文化財の登録を受けました。
現在でも各町内会所有の人形展示や豪華な彫刻があしらわれた曳山の巡行が行われ、神社前や御旅所に一堂に会する様は圧巻です。
本年より、伝統文化を次世代へ継承するため、新たに『萩原天神社夏季大祭実行委員会』を発足させ、歴史と活気が融合する萩原天神社の夏祭りは、さらに躍進します。
【場所】 巡行第1御旅所 東大分小学校西側(18:45頃)
巡行第2御旅所 萩原児童公園北側(20:10頃)
問合せ先:萩原三社宮総代会(会長:利光) 社務所にて毎月1日・15日9:00頃
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電車:
JR牧駅から 徒歩13分
*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*各地のお祭りには、現代に引き継がれている伝統的な神事や儀式として執り行われているものが数多くあります。現地の係員の指示に従って、マナーを守って見学してください。
*複写・転写を禁じます。