楽庭八幡社に伝わる舞楽で、天下泰平、五穀豊穰、虫害防除の祈祷(昔は武運長久、戦勝祈願)のために行われる太鼓踊り。
南北朝の時代に領主吉弘正賢公が戦勝や五穀豊穣を祈願して始めたとされ、太鼓を打ち鳴らしながら踊る「太鼓踊り」は念仏踊りの系譜を引く芸能です。
総勢49人の楽人が古式ゆかしい兜や腰蓑を着け、太鼓や笛、鉦を打ち鳴らす勇壮な楽打ちが一時間以上にわたって繰り広げられます。
14のツグリ(演目)が終わると、幟の先の御幣を一枚ずつ氏子に配り、氏子は竹の先端にはさんで水田に立てて、虫害駆除のまじないとします。
国の重要無形民俗文化財に指定されており、令和4年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
問合せ先:国東市文化財課 TEL 0978-72-2677
ご参考・・国東市Webサイトへ
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