新年を祝う勇壮な「ホーランエンヤ」は、江戸時代の中期に始まったといわれる伝統行事で、豊漁と航海の安全を祈願して行われます。
300年以上の歴史があり、大分県の選択無形民俗文化財に指定されています。
市の中心を流れる桂川を舞台として、大漁旗や万国旗などで装飾された宝来船に、“漕ぎ手”の締め込み姿の若者らが乗り込み、桂川河口にある琴平宮に参拝した後、『ホーランエンヤ、エンヤサノサッサ』の掛け声とともに、約1キロ上流にある若宮八幡神社に向かって、満潮の上げ潮に乗って漕いでいきます。
川上りの途中、船上ではエビス・ダイコクの2神に扮した少年が踊りを踊って祭りを盛り上げ、川岸を埋める観客めがけて紅白の祝餅がなげられます。
川岸の観客から祝儀が出されると漕ぎ手の若者が寒中の川に飛び込み、勇ましく泳いで受け取りに行く様子に観客から歓声が上がります。
問合せ先:豊後高田市商工観光課 TEL 0978-25-6219
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