©Fukuyama Masaharu ©junaida
長崎出身のシンガーソングライター福山雅治は、2014年に被爆樹木を題材にした「クスノキ」という楽曲を発表しました。
この楽曲は、爆心地から約800メートルの地点、長崎市の山王神社に現存する樹齢500年以上とも言われる〝被爆クスノキ〟が題材となっています。
そして、被爆80年を迎える今年、この楽曲に触発された一枚の絵画を画家junaidaが描き下ろしました。
本展では、発表から11年の時を経て新録された福山雅治の楽曲「クスノキ-500年の風に吹かれて-」のアニメーション作品を特別上映します。
また、その映像のもとになったjunaidaの絵画「KUSUNOKI」の原画を展示します。
悠久の時を生き抜く「クスノキ」と対峙した、二人のアーティストの感情と願いが込められた作品をご覧ください。
<プロフィール>
●福山雅治(FukuyamaMasaharu)
1969年2月6日生まれ。長崎県出身。1990年、シンガーソングライターとしてデビュー。以降音楽活動、俳優、写真家、ラジオパーソナリティなど幅広い分野で活躍。長崎の被爆樹木の存在を伝え、命の逞しさ、平和への願いを次世代へとつないでいく「長崎クスノキプロジェクト」の総合プロデューサーを務める。長崎県美術館では、2008年に企画展として福山雅治PHOTOSTAGEⅢ~残響~』を開催。
●junaida
画家。1978年生まれ。2015年『HOME』(サンリード)で「ボローニャ国際絵本原画展」入選、2021年『怪物園』(福音館書店)でミュンヘン国際児童図書館発行「ホワイト・レイブンズ」入選、2023年『怪物園』でIBBY(国際児童図書評議会)「ピーター・パン賞」を受賞するなど、国内外で高い評価を受ける。2024年『の』(福音館書店)が日本郵便「絵本の世界シリーズ第8集」特殊切手になる。近刊に『世界』(福音館書店)、『ともしび』(サンリード)などがある。長崎県美術館では、2024年に企画展としてjunaida展「IMAGINARIUM」を開催。
【開館時間】 10:00~20:00 *最終入場は19:30
【休館日】 7月14日(月)・28日(月)、8月25日(月)
【観覧料】 一般420(340)円、大学生・70歳以上310(250)円、小中高生 210(170)円
*( )内は15名以上の団体料金
*県内 在住の小 ・中学生は無料
*学校行事の一環として、県内の小・中・高・特別支援学校生が利用する場合は、引率の教員を含め、無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証提示者及び介護者1名は無料。
*常設展示室で開催しているコレクション展も観覧できます。
*7月5日(土)~18日(金)の期間は、団体料金で入場できます。
問合せ先:長崎県美術館 TEL 095-833-2110
ご参考・・長崎県美術館Webサイトへ
Googleマップ
*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*各地のお祭りには、現代に引き継がれている伝統的な神事や儀式として執り行われているものが数多くあります。現地の係員の指示に従って、マナーを守って見学してください。
*複写・転写を禁じます。