中国地方の浪人「法養」が伝えたとされる黒丸踊は、約500年前から長崎県大村市黒丸町で踊られている郷土芸能です。
法養の命日である毎年11月28日には「法養祭」として法養の墓のある黒丸町の法養堂で奉納されています。
大村家第16代純伊が領地を奪還した際に踊ったとされるこの踊りは、いささかの手も加えず、連綿と引き継がれてきました。
4つの大花輪と2つの大旗が太鼓を打ち鳴らしながらゆっくり回る勇壮・華麗な踊りで、巨大な花輪は直径5メートル、重さ60キログラムにもなります。
この大花輪の下に入ると幸福が訪れるといわれており、国内のみならず海外でも披露され、大村市や長崎県を代表する踊りとして活躍しています。
なお、国の重要無形民俗文化財に指定されており、2022年にはユネスコ無形文化遺産に沖田踊とともに「風流踊」として登録されました。
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問合せ先: 大村市教育委員会事務局 文化振興課 TEL 0957-53-4111
ご参考・・大村市Webサイトへ
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