江戸時代、雛の節句には、八代城内に雛を飾り、町人を含む大勢の人に披露されていたようです。
明治以降は松浜軒内の広間に飾られ、八代に春の訪れを告げる風物詩になっていました。
城下町八代ならではの歴史と文化を活かして、中心市街地や日奈久温泉の活性化につなげたいと雛祭りイベントがはじまりました。
600年の歴史ある日奈久温泉街では、同期間に「ひなぐ雛祭り」が開催されます。
松浜軒(しょうひんけん)は・・・
八代城主・松井直之が元禄元年(1688年)に造った御茶屋です。当時は松林越しに八代海や雲仙を望む雄大な庭園でした。
国の名勝にも指定されており、雄大な海と遥かな景色を取り込んだ意匠を持つ、江戸時代初期の大名庭園として貴重なものです。
6月上旬には約5,000本の肥後花菖蒲が見頃を迎え、人々の目を楽しませます。
問合せ先:城下町やつしろのお雛祭り実行委員会事務局(やつしろぷれす制作部) TEL 0965-37-8005
詳細は・・公式Webサイトへ
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*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*各地のお祭りには、現代に引き継がれている伝統的な神事や儀式として執り行われているものが数多くあります。現地の係員の指示に従って、マナーを守って見学してください。
*複写・転写を禁じます。