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鹿児島県のイベント・祭り

グルメ 鹿児島県霧島アートの森 特別企画展
 飯川雄大展「デコレータークラブ :未来のための定規と縄」
 IIKAWA TAKEHIRO “DECORATOR CRAB: Measuring the Future, Pulling Time”

2023年7月14日(金)~9月10日(日)
鹿児島県/湧水町/鹿児島県霧島アートの森 アートホール

飯川雄大《デコレータークラブ—メイクスペース、ユーズスペース》

《デコレータークラブ—メイクスペース、ユーズスペース》2022年
兵庫県立美術館「チャンネル12」の展示風景
Photo: Sakanaka Takafumi

霧島アートの森では、現代美術|特別企画として、美術家・飯川雄大(1981年~)の個展を開催します。

「デコレータークラブ」とは、世界中の海に生息し、周辺の環境に合わせて海藻や小石を身につけて姿を変える蟹(Decorator Crab)から着想した名前です。

かねてより飯川は、目の前で起きた驚きを他者に伝えることの難しさをポシティブに捉え、認識と現実の間にあるズレを可視化しながら、その場と鑑賞者の関係を扱った新たな体験を提案してきました。

本展では、定規と縄をモチーフにした新作を発表します。

一見、遊んでいるようにも思える鑑賞者の身体的行為を取り込み、展示室だけでなく野外広場へと繋がる大規模なインスタレーションを展開。

霧島アートの森が開館して以来はじめての試みに挑みます。

また、誰かの忘れ物かのような《ベリーヘビーバッグ》や、全貌を捉えることのできない大きな彫刻《ピンクの猫の小林さん》など、飯川が継続して発表しているユーモアと洞察に満ちた作品も織り交ぜます。

コミュニケーションの不完全さや、遅れてやってくる「合点」に着目した飯川の作品は、一つの「できこと」の背後に広がっている多様な可能性や視点を想像するきっかけとなるでしょう。

=作家紹介=
飯川雄大(いいかわ たけひろ)
1981年兵庫県生まれ、同地を拠点に活動。成安造形大学芸術学部情報デザイン学科ビデオクラス卒業。個展に「デコレータークラブ:同時に起きる、もしくは遅れて気づく」(箱根彫刻の森美術館、2022-23年)、「デコレータークラブ:メイクスペース、ユーズスペース」(兵庫県立美術館、2022年)、「デコレータークラブ:0人もしくは1人以上の観客に向けて」(千葉市美術館、2021年)。主なグループ展に、「感覚の領域 今、『経験する』ということ」(国立国際美術館、2022年)、ヨコハマトリエンナーレ 2020「AFTERGLOW ─光の破片をつかまえる」(PLOT 48、2020年)、「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館、2019年)など多数。兵庫県芸術奨励賞(2022年)

【開園時間】 9:00~17:00 *7月20日~8月31日の土日祝日は19:00まで、入園は閉園の30分前まで)
【休園日】 月曜日 *祝日の場合は翌日休園、7月31日(月)、8月14日(月)は開園
【観覧料】 一般1,200(900)円、高大生800(600)円、小中生600(400)円
*( )内は前売り又は20人以上の団体料金。*本券で野外常設展もご覧になれます。
*前売り券は、6月24日から8月27日まで販売

問合せ先:鹿児島県霧島アートの森 TEL 0995-74-5945

詳細は・・鹿児島県霧島アートの森Webサイト

ご参考・・成安造形大学Webサイト

 
地図

Googleマップ

 

*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*各地のお祭りには、現代に引き継がれている伝統的な神事や儀式として執り行われているものが数多くあります。現地の係員の指示に従って、マナーを守って見学してください。
*複写・転写を禁じます。

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