長島美術館コレクションより20世紀のフランスを代表する画家、ジョルジュ・ルオーの版画集「流れる星のサーカス」を約4年ぶりに展示します。
ルオーは、ステンドグラスを思わせる太く力強い輪郭線と、重厚な色彩による作風で、多くの人々を魅了し続けてきました。
サーカスは、ピカソ、シャガールなど多くの芸術家が取り上げた主題ですが、表の華やかな舞台だけでなく、裏にあるサーカスの人々の人間としての悲哀を表現しました。
今回の「流れる星のサーカス」でも人々の様々な表情が描かれています。
また、参考展示として画家マルク・シャガールと鹿児島出身の画家、東郷青児が描いたサーカスをモチーフにした作品も展示いたします。
20世紀最大の宗教画家と呼ばれる、ルオーが描いたサーカスの世界をお楽しみください。
*作品数:21点(版画17点・参考展示4点)
<ジョルジュ・ルオー>(1871-1958)
フランス、パリ生まれの画家。
14歳の頃ステンドグラス職人に弟子入りし、その後画家を志し国立美術学校で絵画を学びます。そこで、画家ギュスターヴ・モローの指導を受け、詩人や小説家らとの親交を深めながら独自の世界を確立しました。
敬虔なカトリック教徒であったルオー。ステンドグラスを思わせる太く力強い輪郭線と、重厚な色彩による作風は、深い精神性が表れています。
【開館時間】 9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】 火曜日 *2月11日(火・祝)・4月29日(火・祝)・5月6日(火・振休)は開館し、翌平日は休館
【入館料】 一般1,000円、高大生800円、小中生400円、シニア(65歳以上)500円
*常設展6室も含んだ料金
問合せ先:長島美術館 TEL 099-250-5400
詳細は・・長島美術館Webサイトへ
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*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*各地のお祭りには、現代に引き継がれている伝統的な神事や儀式として執り行われているものが数多くあります。現地の係員の指示に従って、マナーを守って見学してください。
*複写・転写を禁じます。