鹿児島出身の画家の藤島武二と、同郷であり日本画を学び、アール・ヌーヴォーの影響を受けるなどの共通点がある橋口五葉の作品を紹介します。
令和5年に没後80年になる藤島武二は、中学の頃から日本画を学び、後に洋画研究のため曽山幸彦に師事しました。
その後、アール・ヌーヴォーの影響を受けて独自の装飾的画風を築き上げ、晩年には宮内庁から昭和天皇即位を祝い、学問所に飾る油彩画制作を拝命されます。
そのことがきっかけとなり、風景画の連作に挑み、1932年には最初の文化勲章受章者の一人となっています。
橋口五葉は、アール・ヌーヴォー調の装飾や夏目漱石ら文豪たちの本の装幀を行い、その後、木版画制作に没頭し「大正の歌麿」と呼ばれました。
同じ時代に生きた、2人の画家の女性像や風景画などの作品をご覧ください。
*作品数27点(油彩、水彩、デッサン、木版等)
【開館時間】 9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】 火曜日
【入館料】 一般1,000円、高大生800円、小中生400円、シニア(65歳以上)500円
*常設展6室も含んだ料金
問合せ先:長島美術館 TEL 099-250-5400
詳細は・・長島美術館Webサイトへ
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*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*各地のお祭りには、現代に引き継がれている伝統的な神事や儀式として執り行われているものが数多くあります。現地の係員の指示に従って、マナーを守って見学してください。
*複写・転写を禁じます。