始まりは三池地方の祇園社の祭礼に伴う行事で、はっきりとした文献はありませんが、寛永17(1640)年に三池祇園社が建てられ、寛政3(1791)年の文献には地域の祇園さんのお祭りのことが書かれていますので、江戸時代の前期から中期にかけて始まったと考えられています。
山車に人が乗り、太鼓や鐘を打ち鳴らしながら、町中を練り歩きます。
この山車のことを「大蛇山」と呼んでいます。
大蛇山は、長さ約10メートル、高さ5メートル、重さが最大3トンにもなり、木製の山車に和紙、竹、わら等を組み合わせた、頭・胴体・しっぽをつくり、大蛇のように飾りつけがなされます。
100~200人の引き手により、火煙を吐きながら街を練り歩く姿は圧巻。
この山車は、伝統の技術で毎年作り替えられ、同じ山車は二つとありません。
祭りが終わると山車は崩され、その一部はお守りとして持ち帰られます。
また、大蛇の口に子どもを噛んでもらうと、その子の無病息災が約束されると伝えられています。
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