美術館・博物館 

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◆福岡県立美術館

見る 息を呑む繊細美 切り絵アート展

息を呑む繊細美 切り絵アート展

2018年4月20日(金)~6月3日(日)
福岡市/福岡県立美術館(中央区)

人々は古くから紙を切り貼りし、窓辺や壁を飾り、生活空間を満たしてきました。紙を使ったこうした文化はそれぞれの国や自然、歴史の中で熟成され、個性豊かな独自の切り絵文化として成長しました。「切り絵」には「切り紙」「影絵」など多彩なジャンルがあり、未だにその定義・技法が確立されていません。しかし、定義されていないということは、無限の可能性もあるということです。今では「切り絵」という概念を超えた独創的で魅力あふれる作品が数多く誕生しています。
本展では、切り絵専門の美術館である「富士川・切り絵の森美術館」(山梨県身延町)の全面的な協力のもと、日本を代表する切り絵作家11名の作品110点を紹介します。
作家それぞれが独自の感性と手法を駆使し、その作品は観る人を一瞬にして異空間に導きます。
“究極のカミワザ”を心行くまでお楽しみください。

【休館日】  月曜日 *ただし4月30日(月・休)及び5月1日(火)は開館
【開館時間】 10:00~18:00(入場は17:30まで )
【観覧料】  一般1,200円(1,000円)、高大生800円(600円)、小中生500円(300円)
       *( )内は20名以上の団体料金及び前売料金
       *小学生未満は入場無料(ただし保護者同伴)
       *65歳以上は一般前売・団体料金

問合せ先:福岡県立美術館 TEL 092-715-3551
詳細は・・福岡県立美術館Webサイト

◆福岡市博物館

見る 福岡藩御用絵師 狩野昌運

狩野昌運 唐獅子に牡丹図

唐獅子に牡丹図

2018年2月27日(火)~4月22日(日)
福岡市/福岡市博物館2階 企画展示室1(早良区)

福岡藩4代藩主・黒田綱政に仕えた凄腕の御用絵師・狩野昌運の作品を紹介します。

【休館日】  月曜日 *月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
【開館時間】 9:30~17:30(入場は17:00まで)
【観覧料】  一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
       *( )内は団体料金

問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
ご参考・・福岡市博物館Webサイト

見る 市美×市博 黒田資料名品展Ⅶ 黒田如水の文芸

黒田如水辞世短冊

黒田如水辞世短冊

2018年3月6日(火)~4月30日(月・祝)
福岡市/福岡市博物館2階 企画展示室2(早良区)

若き日に歌道を志した黒田如水。彼の詠んだ作品だけでなく、当時の和歌・連歌の世界における位置付けにも注目し、その活動を紹介します。

【休館日】  月曜日 *月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
【開館時間】 9:30~17:30(入場は17:00まで)
【観覧料】  一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
       *( )内は団体料金

問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
ご参考・・福岡市博物館Webサイト

見る ふくおかの塩

 

2018年4月3日(火)~6月3日(日)
福岡市/福岡市博物館2階 企画展示室3(早良区)

私たちが生きていく上で欠かせない塩。ふくおかの人々と塩の関わりについて、発掘調査で出土した資料などから紹介します。

【休館日】  月曜日 *月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
【開館時間】 9:30~17:30(入場は17:00まで)
【観覧料】  一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
       *( )内は団体料金

問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
ご参考・・福岡市博物館Webサイト

見る レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 ~日本初公開「タヴォラ・ドーリア」の謎~ 

2018年4月6日(金)~6月3日(日)
福岡市/福岡市博物館(早良区)

イタリア、フィレンツェのシニョリーア宮殿(現ヴェッキオ宮殿)の大広間を飾るはずだった大作は今も大きな謎に包まれています。この謎を解く最大の手がかりが、日本初公開となる《タヴォラ・ドーリア(ドーリア家の板絵)》です。そこに描かれた戦闘のモチーフは、未完の壁画がどのような作品であったかを想像するためのヒントを私たちに与えてくれるのです。
 本展ではこの作品を中心に、壁画の模写や派生作品、またレオナルドの多岐にわたる活動を紹介し、失われた壁画の謎と魅力に迫ります。そして、ミケランジェロの原寸大下絵の模写《カッシナの戦い》も日本初公開。ルネサンスの二大巨匠、幻の競演を再現するイタリア美術史上初の展覧会です。

【休館日】  月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は翌平日休館)
【開館時間】 9:30~17:30(入館は17:00まで)
【観覧料】  一般1,300円(1,100円)、高大生900円(700円)、小中生500円(300円)
       *( )内は前売、20人以上の団体、満65歳以上、外国の方の割引料金

問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
詳細は・・公式Webサイト
ご参考・・福岡市博物館Webサイト

見る 甲冑にみる江戸時代展5-武士と武人の甲冑像―

 

2018年4月24日(火)~6月24日(日)
福岡市/福岡市博物館2階 企画展示室1(早良区)

収蔵する甲冑にあわせて、江戸時代から明治にいたる武士・武人の甲冑像を紹介します。

【休館日】  月曜日 *月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
【開館時間】 9:30~17:30(入場は17:00まで)
【観覧料】  一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
       *( )内は団体料金

問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
ご参考・・福岡市博物館Webサイト

見る 宇多源氏アイデンティティ

 

2018年5月2日(水)~7月1日(日)
福岡市/福岡市博物館2階 企画展示室2(早良区)

福岡藩主の黒田氏が、自分たちのルーツをどこに求めていたのかを様々な時代の資料から探ります。

【休館日】  月曜日 *月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
【開館時間】 9:30~17:30(入場は17:00まで)
【観覧料】  一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
       *( )内は団体料金

問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
ご参考・・福岡市博物館Webサイト

見る 博多祇園山笠展17 -山笠と法被-

博多祇園山笠 法被

2018年6月5日(火)~8月5日(日)
福岡市/福岡市博物館2階 企画展示室3(早良区)

夏のおとずれをつげる博多祇園山笠の時期にあわせ、博物館が所蔵する山笠の法被を紹介します。

【休館日】  月曜日 *月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
       *8月13日(月)は開館、8月16日(木)は休館
【開館時間】 9:30~17:30(入場は17:00まで)
       *7月21日(土)~8月26日(日)の期間中、
        金、土、日と8月13日(月)~15日(水)は20:00まで開館延長します。
        (入場は19:30まで)
【観覧料】  一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
       *( )内は団体料金

問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
ご参考・・福岡市博物館Webサイト

見る 戦争とわたしたちのくらし27

御茶附上等御弁当

御茶附上等御弁当

2018年6月12日(火)~8月26日(日)
福岡市/福岡市博物館2階 企画展示室4(早良区)

6月19日の「福岡大空襲の日」にちなみ、館蔵の戦時関係資料を展示します。
今回は、さまざまな印刷物に掲載された標語から、戦争の時代を振り返ります。

【休館日】  月曜日 *月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
       *8月13日(月)は開館、8月16日(木)は休館
【開館時間】 9:30~17:30(入場は17:00まで)
       *7月21日(土)~8月26日(日)の期間中、
        金、土、日と8月13日(月)~15日(水)は20:00まで開館延長します。
        (入場は19:30まで)
【観覧料】  一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
       *( )内は団体料金

問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
ご参考・・福岡市博物館Webサイト

見る 博多祇園山笠展18 -藩主と家族の山笠上覧ー

博多祇園山笠展

2018年6月26日(火)~8月26日(日)
福岡市/福岡市博物館2階 企画展示室1(早良区)

福岡藩主やその家族の見物記録から、山笠と黒田家のつながりを紹介します。

【休館日】  月曜日 *月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
       *8月13日(月)は開館、8月16日(木)は休館
【開館時間】 9:30~17:30(入場は17:00まで)
       *7月21日(土)~8月26日(日)の期間中、
        金、土、日と8月13日(月)~15日(水)は20:00まで開館延長します。
        (入場は19:30まで)
【観覧料】  一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
       *( )内は団体料金

問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
ご参考・・福岡市博物館Webサイト

見る 市美×市博 黒田資料名品展IX 黒田家と禅

江月宗玩墨蹟

江月宗玩墨蹟(福岡市美術館蔵)

2018年7月3日(火)~9月2日(日)
福岡市/福岡市博物館2階 企画展示室2(早良区)

黒田資料にのこされた墨蹟や藩主の肖像画などから、黒田家と禅宗との関わりを紹介します。

【休館日】  月曜日 *月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
       *8月13日(月)は開館、8月16日(木)は休館
【開館時間】 9:30~17:30(入場は17:00まで)
       *7月21日(土)~8月26日(日)の期間中、
        金、土、日と8月13日(月)~15日(水)は20:00まで開館延長します。
        (入場は19:30まで)
【観覧料】  一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
       *( )内は団体料金

問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
ご参考・・福岡市博物館Webサイト

◆福岡アジア美術館

見る ミュシャ展 ー運命の女たちー 

2018年4月21日(土)~5月27日(日)
福岡市/福岡アジア美術館(博多区)

19世紀末に、アールヌーヴォーの栄華を彩った“ミュシャ”の描いた女性たちの作品を一挙公開。パリの人気舞台女優サラ・ベルナールの公演ポスター「ジスモンダ」をはじめ、「椿姫」や「ジョブ」など、ミュシャの代表作品約150点を展示します。繊細で優美なミュシャのタッチをお楽しみください。

【休館日】  毎週水曜日(水曜が休日の場合はその翌平日)
【開場時間】 10:00~20:00(入場は19:30まで)
【観覧料】  一般1,500円(1,300円)、高大生1,000円(800円)、小中生500円(300円)
       *( )内は前売り、20名以上の団体料金

問合せ先:RKB毎日放送 TEL 092-844-8837
詳細は・・公式Webサイト
ご参考・・福岡アジア美術館Webサイト

◆九州国立博物館

見る 特別展 「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」

九州国立博物館 特別展 至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

2018年5月19日(土)~7月16日(月・祝)
太宰府市/九州国立博物館

スイスの大実業家エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956年)は、生涯を通じ絵画収集に情熱を注いだ傑出したコレクターです。主に17世紀のオランダ絵画から20世紀の巨匠に至る作品、とりわけ印象派、ポスト印象派の作品は傑作中の傑作が揃い、そのコレクションの質の高さゆえ世界中の美術ファンから注目されています。このたび、ビュールレ・コレクションのすべての作品がチューリヒ美術館に移管されることになり、コレクションの全体像を紹介する最後の機会として、日本での展覧会が実現することとなりました。
本展では、絵画史上、最も有名な少女ともいわれる《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》、スイス国外に初めて貸し出されることになった4メートルを超えるモネ晩年の睡蓮の大作など、極め付きの名品で構成されるこの幻のコレクションの魅力を堪能できます。

至上の印象派コレクション
今回の展覧会には、作品も作家名も、どこかで見たことのある、聞いたことのある作品ばかりが揃います。きっと「この絵はビュールレが持っていたのか!」と驚く作品が数多く登場することでしょう。ドラクロワ、ドガ、マネ、ルノワール、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、マティス、ピカソ・・ あまりにも豪華すぎる作家たちがこの展覧会で競演します。なかでも、傑作中の傑作が揃うビュールレ・コレクションの印象派・ポスト印象派の作品は、その質の高さゆえ世界中の美術ファンから注目されています。絵画史上、最も有名な少女ともいわれるルノワールの《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》とセザンヌの《赤いチョッキの少年》の2点は両巨匠の「最高傑作」として知られ、この2点だけでも十分に価値のあるコレクションといえます。
出品作品の半数が日本初公開
ビュールレ・コレクションの日本公開は、横浜美術館での生誕100年記念世界巡回展から数えて27年ぶり、二度目となります。珠玉の名品64点が並ぶ本展では、前回の巡回展ではご紹介できなかった傑作が全体の約半数を占めています。
なかでも、モネ晩年の大作《睡蓮の池、緑の反映》(2×4.25メートル)は、ビュールレがジヴェルニーのモネのアトリエに出向き、1952年にモネの息子から購入したものです。チューリヒに運ばれてから、今回初めてスイス国外でお披露目されます。
多くの日本人がまだ見たことのない、近代フランス絵画史をいろどる作品の数々が会場で皆様をお待ちしています。
盗難から奇跡の生還
ビュールレの没後、遺族は財団を設立し、自宅別棟で1960年から2015年までビュールレ・コレクションを公開してきました。2008年の開館中に、武装強盗団がモネ、セザンヌ、ファン・ゴッホ、ドガの絵4点を強奪しました。幸い、後にすべて無事取り戻されましたが、その評価額(当時の換算で約175億円)が大きな話題となりました。
今回、会場には4点すべてが展示されます。また、同コレクションをまとまった形で日本で見ることができる最後の機会となります。どうぞお見逃しなく!

【休館日】  5月21日(月)、6月4日(月)、6月18日(月)、7月2日(月)
【開館時間】 9:30~17:00(入館は16:30まで)
       金曜日・土曜日=9:30~20:00(入館は19:30まで)
【観覧料】  一般1,600円(1,400円)、高大生900円(700円)、小中生500円(300円)
       *( )内は前売り、夜間割引および団体料金(有料の方が20名以上の場合)。
       *上記料金で九州国立博物館4階「文化交流展(平常展)」もご観覧いただけます。
       *障害者手帳等をご持参の方とその介護者1名は無料です。
       *満65歳以上の方は前売り一般料金でご購入いただけます。
       *夜間割引料金のチケットは、夜間開館当日午後5時以降に館内券売所で販売。
        夜間割引料金で購入されたチケットで17時以前に入場することはできません。

問合せ先:NTTハローダイヤル TEL 050-5542-8600(8時~22時)
詳細は・・公式Webサイトへ、九州国立博物館Webサイトへ、招待券プレゼントページ

応募フォーム

【関連イベント】
講演会「印象派の至宝を楽しむ。ビュールレ・コレクションの名画の数々」
【日時】 5月19日(土) 13:00~14:30
【会場】 九州国立博物館1階 ミュージアムホール
【講師】 深谷克典氏(名古屋市美術館 副館長)
【定員】 280名(要事前申込)
【料金】 無料(聴講券の提出と本展観覧券もしくは半券の提示が必要)
【参加申込締切】 2018年4月28日(土)必着
びじゅチューン! 「井上涼の印象派ライブ in 福岡」
【日時】 6月2日(土) 11:30~12:10、14:00~14:40
【会場】 九州国立博物館1階 ミュージアムホール
【定員】 各280名(要事前申込)
【料金】 無料(聴講券の提出と本展観覧券もしくは半券の提示が必要)
【参加申込締切】 2018年5月12日(土)必着

関連イベントに関する問合せ先:西日本新聞イベントサービス内「ビュールレ展」係 TEL 092-711-5491(平日9:30~17:30)
申込方法は・・九州国立博物館Webサイト

◆久留米市美術館

見る 「求道の画家 岸田劉生と椿貞雄」展

岸田劉生《童女図(麗子立像)》

岸田劉生《童女図(麗子立像)》1923年 神奈川県立近代美術館蔵

椿貞雄《菊子座像》

椿貞雄《菊子座像》1922年 平塚市美術館蔵

2018年4月7日(土)~6月17日(日)
久留米市/久留米市美術館 本館2階

久留米市美術館では、大正期の美術界にユニークな位置を占めた美術団体「草土社」で深い交流のあった二人の画家、岸田劉生(1891~1929)と椿貞雄(1896~1957)の展覧会を開催します。
日本近代洋画史に残る傑作《麗子像》など写実的かつ神秘的な作品を描いたことで知られる劉生と、18歳の時に画家を志して米沢から上京し、劉生と運命的な出会いを果たした椿は、師弟であり、共に写実の美を追求した同志であり、生涯の友でもありました。
本展では、二人の代表作を含む油彩画、日本画、書簡などにより、二人の強い絆と、それぞれの個性の足跡をたどります。東京出身の劉生と東北ゆかりの椿の二人展は、九州では初の開催となります。

<展覧会のみどころ>
その1 劉生と椿が目指した写実絵画

若き劉生は、文芸誌『白樺』を通してゴッホやセザンヌなど後期印象派から影響を受け、やがてデューラーなど北方ルネサンス絵画に強く惹かれて写実に転じます。そしてこの時期の劉生の作品を、京橋の田中屋で開かれた個展で偶然に見た椿は、強い感銘を受け、入門を決意します。劉生23歳、椿18歳の時でした。
翌年、劉生をリーダーとする絵画グループ「草土社」が結成され、劉生と椿はともに、白樺派のヒューマニズムを背景とした、草や土までも細密に描写する求道者的な写実表現に邁進していきます。この時期の二人の作品には、身近な風景や人物といったモティーフにも共通するものが多く見られる一方、色遣いや筆さばきなどには、二人の画家としての感性の違いが表れています。
その2 東洋の美へのまなざし
劉生は、転地療養のため鵠沼(現:神奈川県藤沢市)に移り住んだ頃から、中国の宋元画に興味を引かれはじめ、さらに京都へ転居後は、浮世絵や南画にも関心を広げます。椿もまた、劉生の影響を受けて日本画に取り組みますが、劉生の古画に倣った観念的な作風に対し、椿が描く日本画には家族がたびたび登場するなど、より親しみやすい雰囲気が漂います。二人の日本画は、紙と墨という材質でなければ出ない深い味わい、そうした東洋の美の魅力に迫ろうとした、それぞれの研究の成果と言えるでしょう。
その3 劉生没後の椿の展開
1929(昭和4)年の暮れに劉生が38歳で急逝し、椿は大きな喪失感を抱えますが、約7ヶ月の渡欧体験を機に、「いよいよ古衣をかなぐりすてる時が来た気がする」と、自らの画家としての再出発を決意します。その後、椿の絵画は、愛する妻や娘を描いた作品のほか、戦後は孫と長崎風景が主要なテーマとなっていきます。鮮やかな色彩と力強いタッチで描かれた長崎風景の作品からは、雪国出身の椿が、九州の陽光と明るい色彩に魅了された実感が伝わってきます。

【休館日】  月曜日(ただし4月30日は開館)
【開館時間】 10:00~17:00 *入館は16:30まで
【観覧料】  一般1,000円(800円)、シニア700円(500円)、大学生500円(300円)
       高校生以下無料 
       *( )内は15名以上の団体料金、シニアは65歳以上、前売りあり。
       *上記料金にて石橋正二郎記念館もご覧いただけます。
*4月26日(木)の石橋文化センター開園記念日と5月5日(土・祝)のこどもの日は、入館無料

問合せ先:久留米市美術館 TEL 0942-39-1131
詳細は・・久留米市美術館Webサイト
ご参考・・福岡の美術館・博物館情報ページへ、編集部ブログ

応募フォーム

【関連イベント】
ギャラリートーク
【日時】 土曜日(4/14、6/2を除く)、日曜日 14:00~14:20
【会場】 本館2階エントランス(参加無料、要本展チケット)
美術講座 「劉生から見た椿貞雄」
【日時】 6月2日(土)14:00~15:30
【会場】 本館1階多目的ルーム
【講師】 久留米市美術館 副館長 森山秀子
【料金】 無料 *先着70名

◆北九州市立美術館 本館

見る コレクション展Ⅰ 特集 色と形にみる音のはじまり

田淵安一《ハートの合唱》

田淵安一《ハートの合唱》1974年 北九州市立美術館蔵

2018年4月14日(土)~7月29日(日)
北九州市/北九州市立美術館 本館(戸畑区)

「色・形・音」をテーマに、色彩や造形などの視覚効果だけでなく、イメージをふくらませ、音や音楽を喚起させるような作品を厳選して紹介します。

【休館日】  月曜日(ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)
       *5月7日(月)~18日(金)は館内整理のため臨時休館
【開館時間】 9:30~17:30 *入館は17:00まで
【観覧料】  一般150円(120円)、高大生100円(80円)、小中生50円(40円)
       *( )内は20名以上の団体料金

問合せ先:北九州市立美術館本館 TEL 093-882-7777
詳細は・・北九州市立美術館Webサイト

見る 森山安英 解体と再生

田淵安一《ハートの合唱》

森山安英《光ノ表面トシテノ銀色 17-3》1994年 北九州市立美術館蔵

2018年5月19日(土)~7月1日(日)
北九州市/北九州市立美術館 本館(戸畑区)

〈集団蜘蛛〉の過激な運動後、15年間の沈黙を経て、絵画制作に復帰した森山安英。1987年以降の全シリーズを一堂に会し、生涯、北九州の地で「絵とは何か」を問い続けてきた森山の全貌を明らかにする初の大規模展覧会。

【休館日】  月曜日
【開館時間】 9:30~17:30 *入館は17:00まで
【観覧料】  一般1,100円(900円)、高大生600円(400円)、小中生400円(300円)
       *( )内は前売り及び20名以上の団体料金

問合せ先:北九州市立美術館本館 TEL 093-882-7777
詳細は・・北九州市立美術館Webサイト

◆北九州市立美術館 分館

見る 再興第102回院展

村上裕二(同人)《ムーンライダー》

村上裕二(同人)《ムーンライダー》

2018年4月6日(金)~5月6日(日)
北九州市/北九州市立美術館 分館(リバーウォーク北九州5F)(小倉北区)

院展を主催する日本美術院は、1898(明治31)年に岡倉天心が創設した日本画の研究機関です。西洋美術の移植によって衰退しつつあった日本の伝統美術の復興と革新を標榜し、横山大観を中心に、天心の指導のもと、新しい日本画の創造を目指しました。やがて主力画家の海外留学や経営難によって、一時は活動休止を余儀なくされますが、天心が没した翌年の1914(大正3)年、大観らが再興し、現在に至っています。100年を超える歴史の中で、下村観山、菱田春草、片岡球子、平山郁夫、松尾敏男ら多くの優れた日本画家を擁し、新たな日本画の創造に挑み続けてきました。
102回を数える本展では、日本美術院同人作家の新作32点をはじめ、受賞作品、および九州出身・在住作家の入選作品を含む73点を展示。多彩な日本画の世界を紹介します。

【休館日】  会期中無休
【開館時間】 10:00~18:00 *入館は17:30まで
【観覧料】  一般1,000(800)円、高大生600(400)円、小中生400(300)円
       *( )内は前売りおよび20名以上の団体料金

問合せ先:北九州市立美術館分館 TEL 093-562-3215
ご参考・・北九州市立美術館Webサイト

【関連イベント】
日本画ワークショップ作品展
日本美術院同人・井手康人氏が北九州市立霧丘小学校の6年生を対象に行ったワークショップでの成果作品を展示。
【会場】 北九州市立美術館 分館 ロビー(リバーウォーク北九州5F)

◆三菱地所アルティアム

見る SECRETS FROM FOREST 森のヒミツ COMPANY展

ヨハン・オリンとアーム・ソン

フィンランドのデザインスタジオの様子(左)ヨハン・オリンと(右)アーム・ソン 2016年

2018年3月17日(土)~4月22日(日)
福岡市/三菱地所アルティアム(中央区)

フィンランドのデザインユニットCOMPANYと伝統工芸によるコラボレーションワークを紹介します
COMPANY(カンパニー)は、フィンランド人ヨハン・オリンと韓国人アーム・ソンによるフィンランドを拠点に活躍するデザインユニットです。二人のデザインは、ユーモアとぬくもりを持ち合わせ、子どもから大人まで虜にする魅力があります。デザイン大国であるフィンランドでも注目の存在です。
二人は、現代のデザインと世界各地の伝統工芸の融合を試みる「Secrets」シリーズを展開しています。これまでフィンランドやロシア、韓国、エストニアなどの伝統工芸とのコラボレートによるシリーズを発表してきました。近年は、「九州」に着目し、温かな気候やおだやかな人柄に惹かれながら、福岡・八女地方のコマや提灯、織物、佐賀の郷土玩具などの職人たちと交流し、新たなプロダクトシリーズが生まれました。彼らは、さまざまな地域のものづくりの現場を自ら訪ね、リサーチを重ねることを大切にしています。この作り手との交流や丁寧なリサーチにより、伝統に深く根ざしながらCOMPANYらしいチャーミングなスピリッツが吹き込まれるのです。
「森のヒミツ」をテーマに九州各地の工房と制作したプロダクトも並びます
本展では「SECRETS FROM FOREST 森のヒミツ」をテーマに、これまでに手がけた「Secrets」シリーズの人形やオブジェを中心に展示します。森へ行くと、色や形や質感、生きものや食べものに触れ、心がわくわくするという二人。本展へ向けて、「アルティアムの空間では、森と街の間にある私たちの暮らしを、みなさんと共有したいと思います。(一部抜粋)」とメッセージを寄せています。
COMPANYがインスピレーションを受けている森をテーマにした空間で、あなただけのヒミツを見つけてみてはいかがでしょうか。

【休館日】 4月17日(水)
【時間】  10:00~20:00
【入場料】 一般400(300)円、 学生300(200)円、高校生以下無料
      *( )内は前売料金/チケットぴあ・10名以上の団体料金
      *再入場可
      *アルティアムカード会員・三菱地所グループCARD (イムズカード)会員無料

問合せ先:三菱地所アルティアム TEL 092-733-2050
詳細は・・三菱地所アルティアムWebサイト

見る 津田直 エリナスの森 Nao Tsuda Photo Exhibition | Elnias Forest

 

© Nao Tsuda, Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film

2018年4月28日(土)~5月27日(日)
福岡市/三菱地所アルティアム(中央区)

写真家・津田直、九州初の大規模個展を開催
4年に亘って撮影したリトアニアの写真を初公開

歩くことを通して、自然と人間との関係にひとつの文化として向き合い続けてきた写真家・津田直の新作を初公開いたします。
北東ヨーロッパ・バルト海に面する美しい小国リトアニアへの旅を重ねながら、津田は4年に亘って撮影を続けてきました。国土のおよそ3分の1が緑に覆われたリトアニア。津田が深く関わるようになったきっかけは、眩しい初夏を迎える日、小さな村で続いてきた夏至祭に立ち会ったことや、森の中で暮らす人々と土地との間に、深い繋がりを見つけたことでした。それらは、かつて日本人がもっていた自然信仰にも共通すると感じたと津田は語ります。
歴史に翻弄されながらも、今年独立100周年を迎えた小国の中で、古より途切れることなく見えない糸として受け継がれてきたリトアニアの文化を見つめ、写し撮った写真集とともに、津田が歩んだ距離感でリトアニアの風景を体感できる展覧会にご期待ください。

【休館日】 5月15日(火)
【時間】  10:00~20:00
【入場料】 一般400(300)円、 学生300(200)円、高校生以下無料
      *( )内は前売料金/チケットぴあ・10名以上の団体料金
      *再入場可
      *アルティアムカード会員・三菱地所グループCARD (イムズカード)会員無料

問合せ先:三菱地所アルティアム TEL 092-733-2050
詳細は・・三菱地所アルティアムWebサイト

【関連イベント】
オープニングレセプション《作家来場》
【日時】 4月28日(土) 18:30~20:00
【会場】 三菱地所アルティアム(イムズ8F)
【料金】 参加無料 *予約不要
津田直スライドショー&トーク
リトアニア専門店を営む松田沙織さんをお招きし、津田直が本展とリトアニアでの撮影時のエピソードを語ります。
【日時】 5月5日(土・祝) 14:00~15:30 *13:30開場
【会場】 セミナールームA(イムズ10F)
【ゲスト】 松田沙織氏(LTshop店主)
【料金】 500円
【定員】 60名(自由席) *4月11日(水)より受付開始
アーティストトーク&写真集刊行記念サイン会
本展作家によるトークの後、写真集刊行を記念して会場内にてサイン会を行います。
【日時】 5月19日(土) アーティストトーク14:00~14:20、サイン会14:30~
【会場】 三菱地所アルティアム(イムズ8F)
【料金】 参加無料 *予約不要(要展覧会チケット)

見る 安野モヨコ展 STRIP! PORTFOLIO 1996-2016 

 

本展メインビジュアル
『鼻下長紳士回顧録』より
© Moyoco Anno / Cork

2018年6月2日(土)~7月16日(月・祝)
福岡市/三菱地所アルティアム(中央区)

人気漫画の原画約250点を展示! 西日本初の大規模個展
わたしたちはみな、安野モヨコ作品とともに学び、成長してきた!
『ハッピー・マニア』で、恋愛とは何かを。
『働きマン』で、仕事の味を。
『さくらん』で、女の生き方を。
『シュガシュガルーン』で、心のありかを。
『オチビサン』で、自然や日常の美しさを。
漫画という器の中に、女性の本音や悩み、ファッション、時代の空気、美意識― わたしたちを取り巻くすべてを盛り込んで、深い共感と高揚をもたらしてくれる安野モヨコ作品。
彼女の20年超の画業から、選りすぐりの原画を展示する西日本で初めての大規模個展を三菱地所アルティアムで開催します。
1995年連載スタートの『ハッピー・マニア』に始まり、現在も執筆継続中の『オチビサン』、そして今年連載が完結した『鼻下長紳士回顧録』。代表作のトビラ絵や名シーンを網羅し、一堂に展示。
本展および同時刊行画集のため筆を執った、描きおろし作品もお披露目されます。また、単行本未収録につきファンの間で「幻の」と称されてきた、『さくらん』第二部の原稿も展示いたします。
会場では安野モヨコがこれまでの歩みをありのまま晒します。描く悦びと、それを観ることの歓びが、交わり渦巻く場となることでしょう。

【休館日】 6月19日(火)
【時間】  10:00~20:00
【入場料】 一般400(300)円、 学生300(200)円、高校生以下無料
      *( )内は前売料金/チケットぴあ・10名以上の団体料金
      *再入場可
      *アルティアムカード会員・三菱地所グループCARD (イムズカード)会員無料

問合せ先:三菱地所アルティアム TEL 092-733-2050
詳細は・・三菱地所アルティアムWebサイト

【関連イベント】
トークライブ&サイン会
安野モヨコが、繊細な線描と鮮やかな色彩の美しい作品を生み出す秘訣や作品にまつわるエピソードなどをお話しします。
【日時】 6月29日(金) 18:30~(90分程度)、トーク終了後サイン会20:00~
【会場】 イムズホール(イムズ9F)
【料金】 参加無料
【定員】 トーク200名、サイン会60名(先着順・自由席)
【申込受付開始】 6月2日(土)
*イムズの公式サイトの専用申込フォームからお申し込みください。
*三菱地所アルティアムの「安野モヨコ原画展」の展覧会チケット、またはアルティアムカードをお持ちの方に限らせていただきます。
*サイン会参加資格 : アルティアムの併設ショップにて安野モヨコ画集「STRIP!」をご購入ください。事前に画集をご購入済みの場合は、当日ご持参いただければ対象とさせていただきます。
*トークライブ&サイン会に関する問合せ先:イムズ TEL 092-733-2001

*催事名や催事日時などが、変更になる場合があります。詳しくは、各施設へお問合せください。
*催事の最終日は、閉館時間が変更になることがありますので、各施設へご確認ください。

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