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久留米市美術館「開館10周年 ちくごist  河北秀也 デザインの旅」招待券プレゼント!

【開催期間】 2026年8月8日(土)~10月12日(月・祝)
【会場】   久留米市美術館 2階(福岡県久留米市野中町1015)
【開館時間】 10:00~17:00 *入館は16:30まで
【休館日】  月曜休館 *ただし9月21日、10月12日は開館

久留米市美術館 河北秀也 デザインの旅

河北秀也の追求するデザイン思考にせまる

筑後地方にゆかりのあるアーティストを紹介する「ちくごist」シリーズの第3回として、久留米出身のアートディレクター・河北秀也(1947− )の追求するデザイン思考にせまる展覧会を開催します。

河北は、デザインはあくまで額縁であり、主役は商品そのものであるという信念のもと、つかう人の気持ちを一番に考えたデザインを常に心がけています。

本展では、少年時代を過ごした久留米・筑後での思い出を出発点として、初期の代表作である地下鉄路線図・地下鉄マナーポスターや、1984年から現在まで40年以上つづくB倍サイズの駅貼りポスター、ボトルデザイン、CM、雑誌広告などのすべてをディレクションするiichiko designの魅力を多角的に掘り下げることから、河北秀也が歩み続ける「デザインの旅」を巡る機会とします。

STORY 1 駅からはじまる ― つかう人のためのデザイン

河北は、つかう人の気持ちを一番に考えたデザインを常に心がけています。
地下鉄路線図は、地方から上京してきた高齢者の方にもわかりやすい路線図が必要との思いから考案されました。
また初期の代表作である地下鉄マナーポスターのシリーズは、駅という大勢の人が目にする場所に掲げられた公共広告として、映画スターをモティーフにするなど、大きな話題となりました。

STORY 2 ボトルのある風景 - iichiko design のはじまり 1984-1989

河北は1983年から、姉夫妻の勤める三和酒類からの依頼により、麦焼酎いいちこの広告を手がけます。
1984年から始まったB0判の駅ばりポスターは、毎月1枚のペースで掲出され、現在までに500点以上が制作されています。
印刷では、イメージに合うように紙やインクの種類を毎回変えるなど、徹底的にこだわり抜いています。
STORY2では、iichiko designのはじまりとして、1980年代に制作された初期のポスターをご覧いただきます。

STORY 3 ボトルと旅する ― あの日の記憶 1990-1999

いいちこの駅ばりポスターは、美しい日本の原風景をテーマとしています。
しかし、国内では電柱や看板などが目立ってしまうという理由から、そのほとんどは海外で撮影されています。
心地よい風景の中に佇むいいちこのボトルは、河北秀也とともに世界中を旅してきました。
STORY3では、1990年代に世界のさまざまな場所で撮影されたポスターを展示します。

STORY 4 楽しみの時間を想う ― iichiko design のめざすもの

河北は iichiko design において、麦焼酎そのものの素材の味わいや、酒を酌み交わす相手との時間や空間を大切にデザインしています。
表裏のない工芸品のように美しいボトルや、食材でボトルをかたどった雑誌広告など、楽しみの時間に想いを馳せる工夫が随所に凝らされたデザインをご覧いただきます。

STORY 5 楽しみはここにある - iichiko CM gallery 1986-2026

1986年から現在まで毎年制作されているいいちこのCM。
1987年からはビリー・バンバンによる音楽が使われており、ナレーションは河北自身が担当しています。
音楽と映像、そしてナレーションが心地よいハーモニーを生み出すiichiko CMを関連するポスターとともにお楽しみください。

STORY 6 River and Plain - いつかどこかで見た風景

いいちこの駅ばりポスターには、清らかな水が流れる河川や、美しい野花の咲きほこる平野が撮影されたものがあります。
撮影地はすべて海外ですが、河川や平野は、筑後川や筑後平野が身近にある私たちや、久留米で生まれ育った河北にとっても親しみの深い光景といえます。
いつかどこかで見たような、懐かしくも美しい原風景に想いを馳せてご覧ください。

STORY 7 自然とともに生きていく -この地球のなかで

これまで世界の30ヶ国以上でロケーションが行われているいいちこ駅ばりポスター。
なかでも印象的なのは、自然が生み出す一瞬の表情や、スケール感のある風景を捉えたポスターではないでしょうか。
STORY7では、私たちの生きる地球での自然の力を感じさせる作品を展示します。

STORY 8 この道の先、あの空の向こう - 明日も旅は続いていく

河北は「いいちこは、わたしの人生です」*といいます。
デザイナーを志した10代の頃から現在まで60年を越える活動のうち、実に40年以上にわたり一貫したコンセプトで流行に左右されないブランドイメージを積み重ねてきたiichiko design。
その道のりは、河北の歩んできたデザインの旅路そのものといえるかも知れません。STORY8では、 これまでの歩みと、明日も続いていく旅の行方を想起させる駅ばりポスターをご覧いただきます。
* 『iichiko Design Week 2024 』冊子 (2024) 「わたしといいちこ」より

エピローグ 河北秀也のいま

いいちこの駅ばりポスターは、毎月20日から月末まで、全国500ヶ所以上の駅で掲出されています。
エピローグでは、河北秀也のいまを感じることができる最新の駅ばりポスターを会場に展示します。

河北 秀也(かわきた ひでや)
1947年、福岡県久留米市生まれ。アートディレクター。東京藝術大学名誉教授。
1971年、東京藝術大学卒業。
1992年より東北芸術工科大学教授を勤めた後、2003年より東京藝術大学デザイン科教授に就任、2015年退任。
東京藝大2年の時にサクマ製菓のキャンディ「いちごみるく」のデザインを手がける。1972年、営団地下鉄(現:東京メトロ)の路線図のデザインを制作。
1974年、日本ベリエールアートセンターを設立。70年代から80年代にかけて営団地下鉄のマナーポスターをシリーズで手がける。
1983年より三和酒類焼酎「いいちこ」の商品企画、ポスターなどのアートディレクションを手がけ、固有のデザイン世界を創造してきた。
1986年より「季刊ichiko」を監修。「いいちこ」のCM テーマソングにビリー・バンバンの楽曲を使用、2009年には新商品「日田全麹」CMソングに『また君に恋してる』を坂本冬美にカバーさせ大ヒット。
2000年にグッドデザイン賞、01年に日本パッケージデザイン大賞の大賞、01年、04年、12年にナショナルジオグラフィック日本版広告賞(アートディレクター、写真家として)などを受賞。
著書に『河北秀也のデザイン原論』(新曜社、1989)、『風景の中の思想ーいいちこポスター物語』(1995)、『風景からの手紙一いいちこポスター物語2』(1996)、『透明な滲みーいいちこポスター物語3』(1997、以上ビジネス社)、『元祖!日本のマナーポスター』(グラフィック社、2008)、『デザインの場所』(東京藝術大学出版会、2014)など。

=関連イベント=

講演会「ちくごist 河北秀也 デザインの旅」
【日時】 8月29日(土)14:00~15:30
【会場】 石橋文化会館 小ホール
【講師】 河北秀也 氏(アートディレクター/東京藝術大学名誉教授)
【定員】 120名 *当日受付順
【料金】 無料

「ちくごist 河北秀也 デザインの旅」ギャラリートーク
【日時】 8月9日 (日) 、9月20日 (日) 14:00~15:00
     9月6日 (日)、10月4日 (日) 14:00~14:30
【集合】 美術館2階 エントランス
【料金】 無料 *申込不要、要展覧会チケット

ワークショップ「iichiko瓶で手作りハーバリウム」
河北秀也ボトルデザインによるiichikoの空き瓶をつかってハーバリウムを作ります。
【日時】 9月19日 (土) 10:30-12:00、14:00-15:30
【会場】 美術館1階 多目的ルーム
【講師】 水落郁子 氏(カフェとお花屋さんIRISEイリゼ)
【対象】 小学生以上
【定員】 各回6名 *要申込、応募者多数の場合は抽選
【料金】 一人4,000円(展覧会チケット含む)
【申込方法】 ハガキまたはFAX
【参加申込締切】2026年8月20日(木)

【通常入館料】一般800円(600円)、シニア500円(300円)、大学生400円(200円)、高校生以下無料
*( )内は15名以上の団体料金、シニアは65歳以上
*上記料金にて石橋正二郎記念館もご覧いただけます。
*身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳等の交付を受けている方とその介護者1名は、無料となります。

本展に関する問合せ先:久留米市美術館 TEL 0942-39-1131

詳細は・・久留米市美術館Webサイト

◆地図

Googleマップ

電車
・JR「久留米駅」から西鉄バスで 約15分
・西鉄「久留米駅」から西鉄バスで 約5分


久留米ICから 約10分

*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*複写・転写を禁じます。