1981(昭和56)年に開館した宮城県美術館は、日本の近現代美術、ドイツ近代美術、絵本の原画、そしてエッセイ「気まぐれ美術館」で知られるコレクター洲之内徹の「洲之内コレクション」を中心とする特色あるコレクションを形成しています。
本展では、2025年秋のリニューアルオープンに向けて改修工事中の同館コレクション約7,000点の中から、高橋由一や海老原喜之助などの近代洋画、クレーやカンディンスキーら海外作家、そして具体美術協会などの戦後美術といった、代表的な収蔵作品の数々74点を紹介します。
「響きあう絵画」というタイトルは、宮城県美術館コレクションの顔の一人である画家、ヴァシリー・カンディンスキーが芸術の本質と考えた「内なる響き」からとっています。
色や形が持つ「響き」が連なって一つの絵画を作り上げるように、個性豊かな作品群が、遠く離れた久留米の地で織りなす交響をお楽しみください。
=関連イベント=
◆週末ギャラリートーク
【日時】 第1・3日曜/久留米市美術館学芸員による
第2・4土曜(2月22日を除く)/ボランティアによる
14:00~(20分程度)
【集合】 美術館 2階 エントランス
*申込不要・要観覧チケット
◆「響きあう絵画 宮城県美術館コレクション」展担当学芸員によるギャラリートーク
【日時】 2月22日(土)、3月29日(土)14:00~14:45
【集合】 美術館 2階 エントランス
*申込不要・要観覧チケット
◆キッズ・ファーストデー
子どもから大人まで楽しい雰囲気の中で作品を一緒に見てみましょう。
【日時】 3月26日(水)、5月5日(月・祝)10:00~17:00
◆美術講座「宮城県美術館コレクションから ―絵画のこぼれ話」
子どもから大人まで楽しい雰囲気の中で作品を一緒に見てみましょう。
【日時】 5月11日(日)14:00~15:30
【会場】 美術館 1階 多目的ルーム
【講師】 濱﨑礼二氏(宮城県美術館 副館長)
【定員】 先着50名 *全席自由
【料金】 聴講無料
椿貞雄《鵠沼の或る道》1922年
東郷青児《コーヒーを飲む女》1925年
【開館時間】 10:00~17:00 *入館は16:30まで
【休館日】 月曜日 *ただし2月24日、5月5日は開館
【入館料】 一般1,000円(800円)、シニア700円(500円)、大学生500円(300円)、高校生以下無料
*( )内は15名以上の団体料金、シニアは65歳以上
*上記料金にて石橋正二郎記念館もご覧いただけます。
*身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳等の交付を受けている方とその介護者1名は無料
問合せ先:久留米市美術館 TEL 0942-39-1131
詳細は・・久留米市美術館Webサイトへ
Googleマップ
*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*複写・転写を禁じます。