長沢芦雪は、18世紀後半の京都で活躍した人気絵師。
現代でも「奇想の画家」の異名で親しまれ、国内外で高く評価されています。
その芦雪の画業をたどる本格的な展覧会が、この冬、いよいよ九州に初上陸します。
代表作の龍・虎図襖(和歌山 無量寺・串本応挙芦雪館所蔵 *前期展示)をはじめ、初期から晩年までの選りすぐりの作品が一堂に会します。
芦雪ならではの奇抜な着想と、大胆かつ卓越した筆さばきをご堪能ください。
象と鯨図屏風(右隻)
象と鯨図屏風(左隻)
伊藤若冲筆 江戸時代 寛政9年(1797) MIHO MUSEUM
後期(3月5日~3月31日)
また、本展覧会では、芦雪と同時代に活躍した、伊藤若冲、円山応挙、池大雅、与謝蕪村らによる珠玉の名品もゲスト出陳します。
日本美術の巨匠らが競い合い、創造的エネルギーを燃やした18世紀京都の絵画世界に皆様をご案内します。
重要文化財 龍図襖(部分) 長沢芦雪筆 江戸時代 天明6年(1786)
和歌山 無量寺・串本応挙芦雪館
前期(2月6日~3月3日)
◆記念講演会「芦雪・若冲・応挙と大雅 驚愕魅惑のベストテン」
【日時】 2月11日(日) 14:00~15:30
【会場】 九州国立博物館1階ミュージアムホール
【講師】 河野元昭氏(本展監修:美術史家 東京大学名誉教授)
【定員】 270名 *変更の場合あり
【料金】 無料 *要事前申込、応募者多数の場合は抽選
*本展観覧券(半券可)もしくはQRチケット画面の提示が必要
申込は・・申込フォームへ
【申込〆切】2024年1月24日(水)必着
関連イベントに関する問合せ先:「長沢芦雪展」事務局(西日本新聞イベントサービス内) TEL 092-711-5491(平日9:30~17:30)
◆ギャラリートーク 「ろせつ入門!」
【日時】 2月17日(土)、3月9日(土) 17:30~18:00
【会場】 本展展示室内(九州国立博物館3階 特別展示室)
【講師】 鷲頭桂(九州国立博物館主任研究員)
【料金】 無料
*本展観覧券もしくはQRチケット画面の提示が必要
【開館時間】 9:30~17:00(入館は16:30まで)
金・土曜日は20:00まで夜間開館(入館は19:30まで)
【休館日】 月曜日 *ただし2月12日(月・祝)は開館し、2月13日(火)は休館
【観覧料】 一般2,000円(1,800円)、高大生1,000円(800円)、小中生600円(400円)
*( )内は前売料金。販売期間:2024年2月5日(月)まで
*上記料金で「文化交流展(平常展)」もご覧いただけます。
問合せ先:九州国立博物館 TEL ハローダイヤル 050-5542-8600(9:00~20:00、年中無休)
詳細は・・九州国立博物館Webサイトへ
ご参考・・無量寺・串本応挙芦雪館Webサイトへ
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*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*複写・転写を禁じます。