自分だけの新しい主題と表現を探して海をわたり、光かがやく南へ向かった日本人画家たちの航跡を追う
明治以降、日本の画家たちは煌めく陽光、紺碧の海と空、緑濃い森、異なる風景風俗を追い求めて南へと向かいました。
彼らが夢み、探しあてた「南国」とは?
光と影が交錯する近代日本の美術を、「南」という視点から問う初めての展覧会です。
描かれた「南」約200点を通して、近代日本の知られざる美術の魅力を紹介します。
また、関連企画展示として「『北』へのまなざし」(9月2日~12月21日)、「異国へのまなざし」(10月28日~1月18日)をコレクション展示室(近現代美術・古美術)にて開催します。
=関連イベント=
◆ギャラリー・トーク「絵で見る南国の植物」
福岡市植物園の花と緑の調査・相談専門員に、描かれた南国の植物についてお話を伺いながら、作品の魅力に迫ります。
【日時】 1回目/10月25日(土)、2回目/11月8日(土)
【会場】 福岡市美術館2階 特別展示室 展覧会場内
【講師】 二又徳子(福岡市植物園)
【料金】 聴講無料 *要展覧会観覧券、事前予約不要
◆つきなみ講座「展覧会の見どころ紹介」
近代には、多くの作家が台湾や東南アジア、南洋諸島、インドへと向かい、そこでの取材をもとに様々な作品を制作しました。
その諸相を紹介する展覧会の見どころを2回にわたりお話しします。
【日時】 1回目/10月18日(土) 15:00~16:00
2回目/11月8日(土) 11:00~12:00
【会場】 福岡市美術館1階 レクチャールーム
【定員】 各回先着54名 *事前申込不要
【講師】 1回目/ラワンチャイクン寿子(福岡市美術館 学芸員)
2回目/花田珠可子(福岡市美術館 学芸員)
【料金】 聴講無料
【開館時間】9:30~17:30(入館は17:00まで) *10月の金・土は20:00まで開館(入館は19:30まで)
【休館日】 毎週月曜日 *10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)・24日(月・振休)は開館し、翌火曜日休館
【観覧料】 一般1,500円(1,400円)、高大生1,000円(900円)、中学生以下無料
*( )内は前売り、20名以上の団体料金
問合せ先:福岡市美術館 TEL 092-714-6051(代表)
詳細は・・福岡市美術館Webサイトへ
Googleマップ
*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*各地のお祭りには、現代に引き継がれている伝統的な神事や儀式として執り行われているものが数多くあります。現地の係員の指示に従って、マナーを守って見学してください。
*複写・転写を禁じます。