約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。
日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。
本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示します。
また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介します。
さらには、2022年夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつです。
柳が説いた生活の中の美、民藝とは何か、そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会です。
=関連イベント=
◆講演会「これまでの民藝、これからの民藝」
【日時】 3月8日(土)14:00~15:30
【講師】 高木崇雄氏(工藝風向代表)
【会場】 福岡市博物館 1階 講堂
【定員】 先着200名 *事前申込不要
【参加費】 無料 *要本展覧会観覧券(利用後の半券可)
【開館時間】 9:30~17:30(最終入場は17:00まで)
【休館日】 月曜日 *2月24日(月・休)は開館し、2月25日(火)は休館
【観覧料】 一般1,600円(1,400円)、高大生1,200円(1,000円)、小中生800円(600円)
*( )内は20名以上の団体料金
問合せ先:東映 TEL 092-532-1081(9:30~17:30)
詳細は・・公式Webサイトへ
ご参考・・福岡市博物館Webサイトへ
Googleマップ
*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*各地のお祭りには、現代に引き継がれている伝統的な神事や儀式として執り行われているものが数多くあります。現地の係員の指示に従って、マナーを守って見学してください。
*複写・転写を禁じます。