金彩のミイラマスク
Image © Rijksmuseum van Oudheden(Leiden, the Netherlands)
CTで見えたミイラの秘密
オランダのライデン国立古代博物館所蔵の古代エジプト・コレクションから、人のミイラ5体、動物のミイラ8体や10数点の棺などを含む、約250点で構成された「古代エジプト展」。
本展では、16世紀以降、ヨーロッパにおける古代エジプトへの関心の高まりがどのようにして現地での調査へつながっていったかを示し、発見された遺物から古代エジプト人の生活や社会、死生観といったさまざまな文明の側面を紹介します。
さらに、最新の研究成果を通して、当時の医学的な知識やミイラ作りの過程、色やかたちに対する人びとの美意識といったこれまでに知られていなかった面を解き明かす、従来のエジプト展とは一線を画した、新たな展覧会です。
今回、本展に出品されるミイラの中から人間のミイラ3体と動物のミイラ1体を選び、本展のために最新のCTスキャン技術で調査を行いました。その成果をCG映像等で紹介します。
パディコンスの『死者の書』
Image © Rijksmuseum van Oudheden(Leiden, the Netherlands)
ライデン国立古代博物館・・・
オランダ王国の初代国王ウィレム1世によって1818年に設立された、世界で最も古い国立博物館の一つです。総数約20万点のコレクションを有し、中でもエジプト・コレクションは約2万5千点にのぼります。今日にいたるまで60年以上にわたり、エジプトでの発掘調査を行っていることでもよく知られています。
護符とビーズの首飾り
Image © Rijksmuseum van Oudheden(Leiden, the Netherlands)
=関連イベント=
◆記念講演会「太宰府とライデン:学問の地から探る古代エジプト文明の世界」
【日時】 3月12日(土)13:30~15:00
【会場】 福岡市博物館1階 講堂
【講師】 中野智章氏(本展監修者、中部大学教授)
【定員】 245名(予定)
【参加費】無料、ただし本展観覧券もしくは半券の提示が必要
【申込〆切】 2022年2月13日(日)必着
関連イベントに関する問合せ先:西日本新聞イベントサービス内「古代エジプト展」係 TEL 092-711-5491(平日9:30~17:30)
【開館時間】 9:30~17:30(入館は17:00まで)
【休館日】 月曜日 *ただし、3月21日(月・祝)は開館、3月22日(火)は休館
【観覧料】 一般1,800円(1,600円)、中高生1,200円(1,000円)、小学生600円(500円)
*( )内は前売料金
問合せ先:福岡市博物館 TEL 092-845-5011
詳細は・・公式Webサイトへ、公式twitterへ、ご参考・・福岡市博物館Webサイトへ
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*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*各地のお祭りには、現代に引き継がれている伝統的な神事や儀式として執り行われているものが数多くあります。現地の係員の指示に従って、マナーを守って見学してください。
*複写・転写を禁じます。