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久留米市美術館
「求道の画家 岸田劉生と椿貞雄」展 招待券

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【開催期間】 2018年4月7日(土)~6月17日(日)
【会場】   久留米市美術館(福岡県久留米市野中町1015)

【休館日】  月曜日(ただし4月30日は開館)
【開館時間】 10:00~17:00 *入館は16:30まで
【観覧料】  一般1,000円(800円)、シニア700円(500円)、大学生500円(300円)、高校生以下無料 
       *( )内は15名以上の団体料金、シニアは65歳以上、前売りあり。
       *上記料金にて石橋正二郎記念館もご覧いただけます。
       *4月26日(木)の石橋文化センター開園記念日と5月5日(土・祝)のこどもの日は、入館無料

 問合せ先:久留米市美術館 TEL 0942-39-1131
 詳細は・・久留米市美術館Webサイト
 ご参考・・福岡の美術館・博物館情報ページへ、イベントレポート

岸田劉生《童女図(麗子立像)》

岸田劉生《童女図(麗子立像)》1923年 神奈川県立近代美術館蔵

師弟・同志・友人であった二人の強い絆

久留米市美術館では、大正期の美術界にユニークな位置を占めた美術団体「草土社」で深い交流のあった二人の画家、岸田劉生(1891~1929)と椿貞雄(1896~1957)の展覧会を開催します。
日本近代洋画史に残る傑作《麗子像》など写実的かつ神秘的な作品を描いたことで知られる劉生と、18歳の時に画家を志して米沢から上京し、劉生と運命的な出会いを果たした椿は、師弟であり、共に写実の美を追求した同志であり、生涯の友でもありました。
本展では、二人の代表作を含む油彩画、日本画、書簡などにより、二人の強い絆と、それぞれの個性の足跡をたどります。東京出身の劉生と東北ゆかりの椿の二人展は、九州では初の開催となります。
 

椿貞雄《菊子座像》

椿貞雄《菊子座像》1922年 平塚市美術館蔵

展覧会のみどころ

その1 劉生と椿が目指した写実絵画
若き劉生は、文芸誌『白樺』を通してゴッホやセザンヌなど後期印象派から影響を受け、やがてデューラーなど北方ルネサンス絵画に強く惹かれて写実に転じます。そしてこの時期の劉生の作品を、京橋の田中屋で開かれた個展で偶然に見た椿は、強い感銘を受け、入門を決意します。劉生23歳、椿18歳の時でした。
翌年、劉生をリーダーとする絵画グループ「草土社」が結成され、劉生と椿はともに、白樺派のヒューマニズムを背景とした、草や土までも細密に描写する求道者的な写実表現に邁進していきます。この時期の二人の作品には、身近な風景や人物といったモティーフにも共通するものが多く見られる一方、色遣いや筆さばきなどには、二人の画家としての感性の違いが表れています。
その2 東洋の美へのまなざし
劉生は、転地療養のため鵠沼(現:神奈川県藤沢市)に移り住んだ頃から、中国の宋元画に興味を引かれはじめ、さらに京都へ転居後は、浮世絵や南画にも関心を広げます。椿もまた、劉生の影響を受けて日本画に取り組みますが、劉生の古画に倣った観念的な作風に対し、椿が描く日本画には家族がたびたび登場するなど、より親しみやすい雰囲気が漂います。二人の日本画は、紙と墨という材質でなければ出ない深い味わい、そうした東洋の美の魅力に迫ろうとした、それぞれの研究の成果と言えるでしょう。
その3 劉生没後の椿の展開
1929(昭和4)年の暮れに劉生が38歳で急逝し、椿は大きな喪失感を抱えますが、約7ヶ月の渡欧体験を機に、「いよいよ古衣をかなぐりすてる時が来た気がする」と、自らの画家としての再出発を決意します。その後、椿の絵画は、愛する妻や娘を描いた作品のほか、戦後は孫と長崎風景が主要なテーマとなっていきます。鮮やかな色彩と力強いタッチで描かれた長崎風景の作品からは、雪国出身の椿が、九州の陽光と明るい色彩に魅了された実感が伝わってきます。
 

久留米市美術館概観

【関連イベント】

【関連イベント】
ギャラリートーク
【日時】 土曜日(4/14、6/2を除く)、日曜日
     14:00~14:20
【会場】 本館2階エントランス(参加無料、要本展チケット)
美術講座「劉生から見た椿貞雄」
【日時】 6月2日(土)14:00~15:30
【会場】 本館1階多目的ルーム
【講師】 久留米市美術館 副館長 森山秀子
【料金】 無料 *先着70名

*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*複写・転写を禁じます。

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