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イベントレポート!

九州国立博物館 特別展「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」


【開催期間】 2018年5月19日(土)~7月16日(月・祝)
【会場】   九州国立博物館(福岡県太宰府市石坂4-7-2)

【休館日】  5月21日(月)、6月4日(月)、6月18日(月)、7月2日(月)
【開館時間】 9:30~17:00(入館は16:30まで)
       金曜日・土曜日=9:30~20:00(入館は19:30まで)
【観覧料】  一般1,600円(1,400円)、高大生900円(700円)、小中生500円(300円)
       *( )内は前売り、夜間割引および団体料金(有料の方が20名以上の場合)。
       *上記料金で九州国立博物館4階「文化交流展(平常展)」もご観覧いただけます。
       *障害者手帳等をご持参の方とその介護者1名は無料です。
       *満65歳以上の方は前売り一般料金でご購入いただけます。
       *夜間割引料金のチケットは、夜間開館当日午後5時以降に館内券売所で販売。
        夜間割引料金で購入されたチケットで17時以前に入場することはできません。

 問合せ先:NTTハローダイヤル TEL 050-5542-8600(8時~22時、年中無休)
 詳細は・・公式Webサイトへ、九州国立博物館Webサイト
 ご参考・・福岡の美術館・博物館情報ページ

ピエール=オーギュスト・ルノワール《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》

ピエール=オーギュスト・ルノワール《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》 ©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland)
Photos: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

絵画史上、最強の美少女。

スイスの大実業家エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956年)は、生涯を通じ絵画収集に情熱を注いだ傑出したコレクターです。主に17世紀のオランダ絵画から20世紀の巨匠に至る作品、とりわけ印象派、ポスト印象派の作品は傑作中の傑作が揃い、そのコレクションの質の高さゆえ世界中の美術ファンから注目されています。
このたび、ビュールレ・コレクションのすべての作品がチューリヒ美術館に移管されることになり、コレクションの全体像を紹介する最後の機会として、日本での展覧会が実現することとなりました。
本展では、絵画史上、最も有名な少女ともいわれる《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》、スイス国外に初めて貸し出されることになった4メートルを超えるモネ晩年の睡蓮の大作など、極め付きの名品で構成されるこの幻のコレクションの魅力を堪能できます。
 

フィンセント・ファン・ゴッホ《日没を背に種まく人》

フィンセント・ファン・ゴッホ《日没を背に種まく人》
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland)
Photos: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

至上の印象派コレクション

今回の展覧会には、作品も作家名も、どこかで見たことのある、聞いたことのある作品ばかりが揃います。きっと「この絵はビュールレが持っていたのか!」と驚く作品が数多く登場することでしょう。ドラクロワ、ドガ、マネ、ルノワール、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、マティス、ピカソ・・ あまりにも豪華すぎる作家たちがこの展覧会で競演します。
なかでも、傑作中の傑作が揃うビュールレ・コレクションの印象派・ポスト印象派の作品は、その質の高さゆえ世界中の美術ファンから注目されています。
絵画史上、最も有名な少女ともいわれるルノワールの《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》とセザンヌの《赤いチョッキの少年》の2点は両巨匠の「最高傑作」として知られ、この2点だけでも十分に価値のあるコレクションといえます。
 

クロード・モネ《睡蓮の池、緑の反映》

日本初公開 クロード・モネ《睡蓮の池、緑の反映》
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland)
Photos: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

出品作品の半数が日本初公開

ビュールレ・コレクションの日本公開は、横浜美術館での生誕100年記念世界巡回展から数えて27年ぶり、二度目となります。珠玉の名品64点が並ぶ本展では、前回の巡回展ではご紹介できなかった傑作が全体の約半数を占めています。
なかでも、モネ晩年の大作《睡蓮の池、緑の反映》(2×4.25メートル)は、ビュールレがジヴェルニーのモネのアトリエに出向き、1952年にモネの息子から購入したものです。チューリヒに運ばれてから、今回初めてスイス国外でお披露目されます。
多くの日本人がまだ見たことのない、近代フランス絵画史をいろどる作品の数々が会場で皆様をお待ちしています。
 

ポール・セザンヌ《赤いチョッキの少年》

ポール・セザンヌ《赤いチョッキの少年》
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland)
Photos: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

盗難から奇跡の生還

ビュールレの没後、遺族は財団を設立し、自宅別棟で1960年から2015年までビュールレ・コレクションを公開してきました。
2008年の開館中に、武装強盗団がモネ、セザンヌ、ファン・ゴッホ、ドガの絵4点を強奪しました。幸い、後にすべて無事取り戻されましたが、その評価額(当時の換算で約175億円)が大きな話題となりました。
今回、会場には4点すべてが展示されます。また、同コレクションをまとまった形で日本で見ることができる最後の機会となります。どうぞお見逃しなく!
 

カミーユ・ピサロ《ルーヴシエンヌの雪道》

日本初公開 カミーユ・ピサロ《ルーヴシエンヌの雪道》
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland)
Photos: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

*料金、時間、休館日等は、変更の場合があります。必ず確認の上、お出かけください。
*複写・転写を禁じます。

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